クラークの舌のセッティング
- Masashi Sugiyama
- 3月16日
- 読了時間: 1分

クラークは4冊の金管教本を遺している。中でもTechnical Studiesは世界中で最も使用されている教則本だが、その効果や恩恵が得られずにいる人達が案外多いことに驚く。クラークの教則本に取り組むには、当たり前の話だが、まずクラークが言う舌のセッティング(クラークタング)にすることに尽きる。それを理解しないまま取り組むことは“羅針盤”を持たずに航海に出るようなもので目的地に着くことが難しい状況となってしまう。
クラークタングについては1915年に出版されたCharacteristic Studiesにきちんと書かれている。 英文のまま紹介するが、そんなに難しくないので自動翻訳を使わずに自分で訳してみよう!素晴らしい利益がありますよ。
My tongue is never rigid when playing, and rests at the bottom of my mouth, the end pressed slightly against the lower teeth.
クラークは「この方法は一般的ではないが、それを真摯に真面目に練習した結果、ソロや合奏など様々な演奏において楽になるだけでなく実践的であると証明出来た」と書き添えている。
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