「中音域は問題ないが、高音が続くとバテてしまう」と言う声をよく聞く。意外かもしれないが、耐久力と音域拡大は表裏一体で、実は音域拡大が耐久力の改善に繋がるので、高音に苦手意識を持っている人も、少しの時間で良いので音域拡大訓練を日々の練習にぜひ取り入れると良いと思います。
音域拡大には二つの基本的な練習があって、一つ目はレジスターやアルペジオ、スケールタイプのエクササイズ。二つ目はメロディー的、あるいはパワールーティーン的なタイプで、拡大した音域を使わざるを得ない状況を作り出すエクササイズだ。 これらの練習は交互に行うのが望ましい。題材は案外身近にあるので探してみよう!
例えば、Arbansのp142、144、146がひとつ目にあたり、二つ目はクラークのTechnical Studies 練習番号#1、2、3、5、7など。
参考資料 賢いトランペットプレーヤーの渡世術


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