杉山正モデルトランペット"VIRTUOSO"

最終更新: 2018年9月7日

Virtuosoの製作は過去の名器のリサーチから始まりました。リサーチの核となったのは大戦前のF.Besson MEHA、それを継承したClaude Gordon Benge、Claude Gordon Selmerなどです。

よくこの楽器はどういうタイプかと聞かれますが、正直どれにも似ていないので返答に困っています^^;; いくつかある特徴のうち2つほどあげると、

  1. 軽量(950gほ ど)であること。ピストンがステンレススティールで作られているなど、サウンド以外はすべて軽く、また重心がセンターなので実重量より軽く感じると思います(やじろべぇの原理)。

  2. 470ボアという極太ですが、2箇所ほどチョークしてあるので音をノックすることが容易くノックエリアが広く感じられま す。これによって演奏時にクラックノーツやミスノーツが軽減されることを体感出来ると思います。

VIRTUOSO STORY vol.1

Virtuosoの製作は過去の名器のリサーチから始まりました。リサーチの核となったのは大戦前のF.Besson MEHA、それを継承したClaude Gordon Benge、Claude Gordon Selmerなどです。数値や吹奏感のリサーチを経て、模倣出来る高い技術を持った工場でそれらを完全に模倣するという形でスタートしました。特に数値やベルの形状、リードパイプについて厳しく言及しながらコピーしてもらったわけですが、その結果出来たプロトタイプの演奏レベルがオリジナルのものとはほど遠いものになってしまうため、始めはコピーの技術が悪いと思い,何度も何度も作り直させたりと混乱の状態がずっと続きました。その混乱とは数値を計ると、きちんと出来ているのに吹奏感が全く違うということでした。 このプロジェクトを諦めざるを得ないところまで追い込まれて行く過程で、コピーじゃダメなのではないかという感覚が日増しに強くなって行き、それならコピーではなく,自分の感覚を信じて新しいスペックを作り、試すという工程に変わって行きました。そうして出来上がったものはコピーとはかけ離れたオリジナルなスペックを持ったものとなり、そのパフォーマンス力はお手本とした素晴らしい楽器達に比べても十分に満足の行くものとなりました。 今回のプロジェクトでは、名器と同じハイパフォーマンスな楽器を作るには、コピーではダメで、オリジナリティを持った柔軟な頭で臨まなければならないということを学びました。

VIRTUOSO STORY vol.2

特徴は一言で言うと安全な楽器!

Virtuosoの正式なフライヤーのためのステイトメントを書くよう日本総代理店から言われて考えてみた結果、スペックやボアサイズ、材質、またどのような経緯でこの楽器に至ったかなど細かく羅列して行った時に、では、何が一番の特徴かと言われたら何と答えるのかを考えてみました。それはひと言で言うと「安全」。というのもこの楽器は、実にスタンダードでこの100年の金管の歴史の中でもメインストリームの楽器のカテゴリーに入ると思うからです。 リードプレーヤー用、ジャズ用、クラシック用、吹奏楽用など、何かに偏っていない中庸の楽器なので、どんな音楽を演奏したいかは奏者が決めます。また、よくトランペット奏者にありがちな、急に調子が悪くなった、あるトランペットを使って悪い癖が付いた、音が出なくなった、、、ということは皆無だと思います。 このようなことが、一番の特徴は?と言われた時に頭に浮かびました。是非お試しください! ただ、フライヤーにはこういうテイストではなく、細かなスペックを書く必要があるんだな^^;

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© 2019  Masashi Sugiyama

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