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沖 至さん

沖さんと初めて会ったのは、大学時代。池袋のパルコの階段の踊り場でした。 その後、mixiでの私の投稿にフランスから書き込みをしてくれたのが始まりで、来日時には楽器持参で何度か訪ねてきてくれました。ゴードンの奏法理論に大変興味を持っていたので、会う度に質問攻めにあうほどでした。舌について説明したのちの次の来日時にも「ちょっとチェックしてくれないか」と連絡がありました。

その2回目のチェックで目が点になったのは、沖さんのラッパのベルに赤いマジックで「舌」と書いてあったのを目にした時でした。奏法のことなど眼中にないと思いきや、演奏も発想もズバ抜けた自由さを持っていました。「こうすると練習していてよく見えるから忘れないんだよね!」と笑っていた顔が目に浮かびます。沖さんほどの人が!ですよ!

天才は謙虚で努力家なんですね。

JZBratでのSerendipity18のライブに足を運んでくれたことも良い思い出です。


心よりご冥福をお祈りいたします。




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Bob Reevesと言えばMpcもさる事ながら、彼のバルブアライメントも米国内で最高の評価を受けています。 私の初アライメントは79年にLAを訪れた時。それが数年前から日本国内で出来るなんて隔世の感があり、そう言えばボブは毎年この時期に来日していた事を思い出した初秋。 よくアライメント後は如何なるのかと聞かれますが、私個人の印象を言えば、《東名高速を走っていて第二東名に入った感じに似ています⁉️

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