Cat Andersonは著書"Trumpet Method"の中で
「なぜウォームアップに ”G” なのか、とよく聞かれる。それはこの音が一番出しやすいからだ。この譜面にあるように、ミドルGでささやくようにppp ロングトーンを吹くことは理想的なアンブシュアの育成に役立つ。私が考えるに、これこそがハイノートの秘密だと思う」
と書いています。
これにインスパイアされて一気に書き上げたのが Super Long Tone。
ロングトーンに舌の動きを加えました。
1つの音をただ伸ばすだけのロングトーンは、フレキシブル(柔軟性)が損なわれ、アンブシュアが固くなってしまう危険性があります。また、曲にリンクしないロングトーンのためのロングトーン練習となってしまうことが多々あります。
ロングトーン練習には素晴らしい効用もありますが、上記の理由から危険性も少なくないのです。
そこで、ロングトーン中でも『動き』や『柔軟性』を損なわないためのロングトーン練習を考えたわけです。
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