MSモデルMpc再入荷&裏話


【クラウド・ゴードンマウスピース製作裏話】

1981年ゴードンの集大成と言えるCG Personal Mpcが、LAのK社から発売されました。これは20世紀初頭、ゴードンが初めてクラークのレッスンを受けた際に『今使っているMpcは捨ててこれを使いなさい!』とクラークから渡されたMpcを50年程経って具現化したもの。

当時ゴードンはクラークから伝わった概念を反映出来たと非常に満足して弟子達に勧めたのですが、ひとつだけ問題がありました。

それはカップの内径が1種類しかなかったことでした。当然ながらメーカーに持ち込んでリムチェンジしてもらう人続出でしたが、なかなか満足するに至りませんでした。そう言えば、フィラデルフィアシンフォニーの首席奏者だったフランク・キャデラベクが『自分には小さすぎる!』と言っていましたね。

私も例に漏れずサイズが合わなかったので、何故ワンサイズなのか恐る恐るゴードンに聞いてみたのですが、満足するような答えは返って来ませんでした。サイズが合う人には良いマウスピースだったのに非常に残念です。


そのワンサイズ問題がネックとなって数十年、使いたくても使えない解決策としてCG Personalのスペックのまま、当時誰もが切望していたサイズ違いで製作するに至ったのです。今だからこそ出来た!と言っても過言ではありません!

サイズはバックで言う1〜20番の中から一般的な5種類を選んで製作しました。

今回入荷分は数に限りがあるようなので、気になる方はお早めにどうぞ。

1回の閲覧

最新記事

すべて表示

コルネットの名手なのに...

【金管演奏の原理とその考察】 今日の膝打ちポイントはのP.20 ボウミール・クリルについて。 ここには、クリルがテクニック、音域など全てが一流で、いかに優れたプレーヤーだったかが記述されています。 中でも、ペダルトーンに関しては当時右に出る人がいなかったと言われています。 しかし、この最高のコルネット奏者と言われたクリルが、師事していた先生からプレーヤーとしてこれ以上ない