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今日の膝うちポイント〜オイル編〜

オイル選びについて「賢いトランペットプレーヤーの渡世術」P.55には著者ならではの体験からオイルについて以下のように述べられています。 「オイルが機能したり、しなかったりするのは生体の化学反応に関係している。プレーヤーの唾とオイルが混ざるからだ」

この部分を読んで、そう言えば、バルブオイルには匂い(香り)があったことを思い出しました。 今は無臭のオイルが多いですが、昔は香料が入っていたのか、強烈な匂いのするものが多かったように感じます。

匂いで記憶がよみがえるというか、中学時代に使っていたBachのバルブオイルは機械臭がしました。もちろん現在では製造されていないので匂いはかげませんが、練習室や、先輩にしごかれたことが頭をよぎります 高校時代に使っていたHoltonは黄色の液体で強烈な甘い匂い。青春?(笑)。 そして1979年のClaude Gordon Brass Campで参加者全員に配られたのは、協賛していたPro Oilのスポイドが付いた真っ赤な液体。ブラスキャンプ中がニッキの香りに包まれていたのを思い出します

オイル選びについては、「いくつかのブランドを試して、どれが一番合うか探すしかない。正確に判断するために、試すのは必ず楽器を掃除したあとだ。」と結んでいます。「楽器を掃除したあと」というのがポイントですね   (図は記憶が曖昧な私のスケッチ)


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