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ハイノートが出ないのは高音域に問題があるのではない!
昨年末から楽譜、書籍等の整理をしています。大分整理ができて来たのですが、その中にハイノートにポイントを絞った“ハイノートセミナー”なるフライヤーを見つけました。それは“ハイノートに焦点を当てて問題点を炙り出す”というドラスティックなもので、10年ほど続きました。 ハイノートは一日にしてならずですが、自分はクラークやゴードンが言っていたように『ハイノートは正しいアプローチをすれば誰でも出る!』という理念を持って臨んでいたので、中にはコツを掴んでセミナー中にダブルハイCが出てしまった人が何人かいましたし、「いつもは出ない音が出ちゃったよ!」と、小声でボソッと聞こえて来たりでした。 “なぜハイノートに的を絞ったか” ハイノートが出ない人達は高音域に問題を抱えているのではなく、中低音に問題を抱えているため、ハイノートにアプローチして行く過程でそれが炙り出されるからだと言えます。その意味でも大変意義のあるセミナーだったと自負しています。 抱えている問題が分かると、今は「何をやるべきか」「どんな教則本を使えばいいのか」「どのように練習して行けば良いのか」など
10 時間前読了時間: 2分


高音用のマウスピースなどはない⁈
以下は「金管演奏の原理とその考察」からの一節です。 ちょっと長いですが、大変興味深いことが書かれていますので是非読んでみてください。 ------------ ある有名なプレイヤーがアドバイスしてもらいに、私のところにやって来たことがあった。 『始める前に、私のマウスピースを見て下さい』と彼は言ってマウスピースが一杯詰まった葉巻ケースを出して来た。ひとつずつ取り出しながら、彼は説明した。『これはアーバンのオリジナルです。これはメイナード・ファーガソン、これはワルター・スミスのです。これはジュールス・レビーのです。これがリベラーティーの、これはルイ・アームストロングの。これはデル・スタイガーの、これはバニー・ベリガンのです』というような具合に❗️ 私は彼に言った。「結構、じゃ問題ないじゃないですか。どれと同じように吹きたいのですか」彼は答えた、『そうですね、メイナードのような高音が吹きたいのです』そこで私はこう言った、「結構、そこに彼のマウスピースがあるじゃないですか。あなたの楽器にそれをつけて高音を出して下さい」『やってみたけど、私は吹けないんで
1 日前読了時間: 2分


シラブル
本日、YouTubeから送られてきた月間レポートによると、昨年12月に一番視聴されたのは【金管演奏における簡単シラブルチェック】だそうです。 もし、その音をしっかり当てて吹いているのに、響きのない不鮮明なサウンドとなってしまうとしたら、それはシラブルが正しくないことに起因します。 適正なシラブルを活用出来るようになると、全音域に渡ってサウンドも良くなり、演奏も楽になって来るなどギフトがいっぱい‼️ 本編も併せて是非ご視聴ください。
4 日前読了時間: 1分


反復練習の大切さ
たった2つの音を使った簡単なフレキシビリティーなのに、これを“何度も何度も何度も繰り返し、何百回も練習しなさい”と注意書きがある。 「技術が習慣として身に付くには反復練習が必要。そうして身に付いたものは決して裏切らない」と言う言葉を聞くが、音楽を問わずいろいろな分野で一流の人達が持っているこの共通の“感覚”......確かに存在する!
5 日前読了時間: 1分


マウスピースは1本に絞る!
取っ替え引っ替えしていると唇、舌、ウインド(息)コントロールが混乱してしまい迷路に陥る。一度混乱してしまうと元に戻るのに思いのほか時間がかかる。ちょっと試し吹きをしただけでもすべてが混乱してしまうから厄介だ。 私は師から「そのマウスピースは捨てろ!余分な物は穴を掘って埋めてしまえ!」と言われたが、そんなことをしなくても中古マウスピース買取強化セールを行っている楽器店が結構あるようだ。 さぁ、今すぐにでも連絡してみよう!
5 日前読了時間: 1分


演奏中のブレス
演奏中のブレスのタイミングはとても重要。 以前の自分は吐き切ってからブレスするタイプだったので、ブレスの度に余分なエネルギーが必要で、緊張も高まり耐久力にも悪影響があった。 それを察したゴードンから『演奏中の息継ぎは息が完全になくなった時点ではなく、半分くらいになったタイミングでブレスするのが望ましい』とアドバイスされてから随分演奏が楽になった。 CG Brass Campでのコンサートより
5 日前読了時間: 1分
楽器が抜けて来る?
もし、以前より楽器が「抜けて来た」「鳴ってきた」という感覚があったら、それはあなたが〇〇して来た!ということ。 Vol.52【楽器が抜けて来る現象?】
1月7日読了時間: 1分


音域拡大お正月ver.
あけましておめでとうございます 新年は宮城道雄さんの「春の海」を音域拡大訓練にしてみました。 是非トライしてみてください。 2026年も吹いて、吹いて、吹いて、吹きまくりましょう!
1月2日読了時間: 1分


エアーが仕事をする
クラークの呼吸訓練を続けた結果、得たものとは?
2025年12月26日読了時間: 1分


心の支えになったMF
ゴードンに師事した時に、説明を受けて納得してマウスピースと楽器を変えたのだが、それまで使っていたものとあまりの違いに慣れるまで結構な時間を要した。 その間、マウスピースはBenge CG10(ディープVカップ、20ドリル、オープンバックボア)とラージボアのトランペット(Benge CGモデル,468ボア)で果たしてハイノート音域を克服出来るのか? 常に半信半疑だったし、LAのスタジオプレーヤー達に見せたら「そんなチューバマウスピースみたいなものなんかやめちまえ!」と言われる始末。 そんな時、心の支えになったのは同タイプのマウスピース(ジェットトーンMFモデル19ドリル)とトランペット(Holton ST302、468ボア)を使うメイナード・ファーガソンだった。 くじけそうになった心を何回助けられたことか。勝手に感謝し続けている。
2025年12月21日読了時間: 1分


ケトルサウンド
ハイノート音域は唇を可能な限り緩めて吹くことがポイント。もちろんタングポジションによる口内の圧の上昇と、それによる適正なエアースピードは必須。 逆に唇を締めてアンブシュアを硬くすればするほど振動しにくくなり、窮屈な"ケトルサウンド"となってしまう。
2025年12月19日読了時間: 1分


プラクティスミュート
プラクティスミュートの使用について質問があったので語ってみました。
2025年12月19日読了時間: 1分


リードラッパの視点から
リードラッパの視点からGordon Goodwinの譜面を検証してみると、ハイG以上が普通に出てくる譜面が多い。時にはダブルハイDが出てくるものもあり、一瞬うわっと思うが、音符だけ羅列してアレンジするのではなく、ポジティブ/ネガティブなことを含めた金管楽器の特徴を十分理解してくれていることが伺える。演奏してみるとよく分かるが、適度で必要な休みを入れた無理のないアレンジなので、こちらは疲弊することなく最後まで演奏が可能となる。 ロングビーチで開催されたIAJEでは、Bob Florence Limited EditionとBig Phat Band両バンドでリードTp担当という離れ業をやってのけたWayne Bergeronに演奏終了後「リードラッパにとってどちらが難しい?」と突撃インタビュー(笑)したら面白い答えが返ってきた。「Bob Florenceは難しいがグッドウィンの方がより難しい!」自分は逆だと思っていたので、この答えは意外だった。Bob Florenceは大好きなアレンジャーだが、曲中に休みがあまりなくピアノのバッキングみたいなことも
2025年12月17日読了時間: 2分


RIP.Gordon Goodwin
Gordon Goodwinが亡くなって数日経つが、自分にとって喪失感が半端でない。 彼の楽曲は自身のビッグバンドS18はもちろん、指導していた中高生ビッグバンド"Groovy Encounter"でも多数演奏して来た。演奏や指導を通して感じることは、グッドウィンの譜面は難易度に反比例して演奏し易く音楽を楽しむことが出来る。これはグッドウィンのアレンジ能力がいかに素晴らしいかによるところが大きく、一般に言われる『本当に優秀な人達は難しいことをシンプルに説明することが出来る』に通じるものがあると感じている。 前出のGroovyの子供達もグッドウィンの楽曲が大好きだった。そのメンバーのほとんどが学校では吹奏楽部に所属していたので、定演で“Mama Llama Samba”をやってみよう!という話になった。問題は吹奏楽アレンジにすることだったが、その時日本ツアー中のウェインに相談してみたところ、彼は「大丈夫、大丈夫!ゴードンには話しておくよ!」とこちらがびっくりするほど話は簡単だった。ビッグバンド譜を吹奏楽にアレンジする作業は手間がかかったが、その甲斐
2025年12月16日読了時間: 3分


ハイノートが出ないことを思い悩むことはない
『ハイノートは適切な練習をしていけば必ず手に入る。だからハイノートが出ないことを思い悩むことはない』 これはゴードンから最初に言われた言葉だった。当時ハイノートコンプレックスの塊だった自分にとっては、にわか信じられない言葉だったが、練習を重ねて行くうちに段々結果が出るようになって行った。 ハイノート克服の適切な練習とは、目新しいアプローチではなく伝統的なアプローチによる訓練のこと。それをきちんと理解して練習に取り入れて行くことによってハイノートが手に入る。 決して焦らず、短気を起こさず、“3 strikes out‼️”(限界音トライは3回まで)ルールを忘れずに。
2025年11月21日読了時間: 1分


パワーをコントロールする
フォルテやフォルティッシモなど大きな音で演奏するためにパワー(力)が必要なのと同様に、ピアノやピアニッシモで静かに演奏する時も同じようにパワーを使う。たった1つの小さな音を吹く時でさえもパワーが必要なので、肺を空気でいっぱいに満たす必要がある。 このパワーというのはウインドパワー(息の力)のこと。奏者はそのウインドパワーを“コントロール”しながら演奏する。 しかし、自分に備わっ ていないものを“コントロール”することは出来ないので、まずウインドパワーを養うエクササイズが重要。
2025年11月18日読了時間: 1分


ウォームダウン
ウォームダウンは唇やバイブレーションポイントのケアというよりもアンブシュアやアンブシュアを取り巻く筋肉組織を柔軟にする目的で行う。特にハードな練習やコンサート後は顎を中心とした口輪筋が固くなりがちなので、その部分を柔らかくして緊張をほぐす"シンプルな”ウォームダウン(写真参照)がお勧め。 これを行うと、顎の緊張も解けてバイブレートポイントのマッサージとなり血液の循環も良くなる。この時、唇をマッサージするというよりも顎を含めた全体を柔らかくして明日に備える。
2025年11月12日読了時間: 1分


ゴードンのクラーク初レッスン
ゴードンがクラークの初レッスンで「私を上手くしてください!」と言ったらクラークは「NO!それは出来ない」と答えた。 この思いもよらなかった言葉に愕然とするゴードンだったが、「しかし、上手くなる方法は教えてあげる。あとはお前次第だ!」の言葉に胸を撫で下ろす。 上手くさせてもらうためにレッスンに行くのではなく、上手くなる方法を知るためにレッスンに行く。 なるほど!ゴードンのエピソードはまさにそれを物語っている。 『クラークは20世紀に入って初めて、金管楽器がどう機能するか説明出来た人』と言われている。 クラークが行き着いた舌の位置や教則本の使い方はまさに上手くなる方法。
2025年11月11日読了時間: 1分


演奏時、口の端から息が漏れる
演奏時、もし口の端から息が漏れているとしたら、『ベルの先から出ている音』に問題がなければ放っておく。 実は過去の偉大な奏者の中にもこのような問題を持った人達がいた。そのうちの一人はあの偉大なConrad Gozzoだが、演奏に全く支障をきたしていなかった。 しかし、もし息漏れが原因で音質に影響を与えているとしたら、今よりも少し軽く吹くことを習慣にする。結果、アンブシュアが調整されて馴染んで来るので息漏れはなくなる。 それでも解決しなければ、もう一つの効果的な練習として、クラーク“Technical Studies”の1番の各フレーズをひと息で4回リピートする。軽く吹くことを念頭におくが、音を外したり、エアーしか出ない状態ではなく、一音一音がきちんと音で聞こえてくる音量を心掛ける。音を外し始めたり、ミドルCに到達したらそこで 止めること。 参考資料:賢いトランペットプレーヤーの渡世術
2025年11月3日読了時間: 1分


演奏時、ベルが下を向いてしまう場合の解決策
トランペットのベルが下を向いてしまうことで悩んでいるとしたら、いくつか解決策がある。 姿勢が悪いとベルがどうしても下を向いてしまうので、良い姿勢を保つことで簡単に修正出来る。 もし原因が他にある場合は(例えば、噛み合わせが悪いなど)、姿勢を良くするだけでは解決しないので、それなりの策が必要となるが、やらない方がいい事は、ベルを上げようとして顎を前方に突き出してしまうこと。 この方法だと、どうしても口内が大きくなってしまうため、音が響かなくなる、高音が出にくくなる、バテやすくなる等の悪影響が出てくる。 自身を変えなくて良い安全な方法としては、ベルを曲げる、マウスピースを曲げる、の二つの方法がある。おすすめはマウスピースを曲げる方法。私が知る限り、例えばBob Reeves, Mercinkiewicz, Storkなどの有名メーカーがマウスピースベントに対応しているので安心してオーダーすることが出来る。 ただし、コルネットの場合は、マウスピースに尺が無いのでリードパイプを曲げての対応となる。 これらの方法によって歯の矯正等も必要無くなる。
2025年10月31日読了時間: 1分
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