top of page
BLOG
検索


カリキュラムによって良い方向に向かう
もし、奏法に問題があって何かを変えなければいけない状況であれば、自分なら短期的で過激な手法を取らずに、レッスンカリキュラムによって良い方向に導く手法を取る。 用いる教本は、ゴードンの“Daily Trumpet Routines ”Part II Lesson 1~11。 ここにはメジャーアルペジオをはじめ、マイナー、ディミニッシュ、増三和音、ドミナント7、マイナー7など様々なアルペジオをすべてのキィで行うよう書かれており、各レッスンにはスラー、シングル、K、ダブル、トリプルなど11のモデルで行うよう指示がある。 指示通りに練習して行くとアンブシュアの問題や、マウスピースの位置、顎の硬直、ハードプレスなどが徐々に改善されて行くほか奏者に必要なソルフェージュ力も育って行く。またペダルもあるので呼吸筋の育成にも役立つ。 このショートプラクティス(20分ほど)は、それぞれのモデルを2日ほどかけて1つのレッスンに約1ヶ月かける。Lesson 11まで一年ほどかかるが、ゆっくり確実に改善されて行く。 終了後に副産物として理想的なペダルも手に入る!
2月26日読了時間: 1分


演奏時に唇や前歯が痛くなった
金管講師から🆘 『高音演奏時に唇を引けと指導されていた中学生の生徒(吹奏楽部)が演奏時に唇が痛くなり、前歯も痛くなって来たとのこと。この春最上級生になるので一番を吹く可能性もあり、かなり参っているようだ』とSOSがあったので以下の2つを伝えた。 1.高音域を使わない中音域のみのスラーとタンギングの2種類のエクササイズを行う。 2.唇は引かずにパッカー(窄める)にする。 *唇を引いてしまうと唇自体が薄くなるため唇への負担が大きくなるが、パッカーにすると唇が厚くなり歯とマウスピースの間のクッションの役目をしてくれるのでダメージがなくなる利点があげられる。 私が中学だった昭和の頃は高音域で唇を引くように言われることが多かったが、現在でも同じことが言われているとは‼️ 唇を引くことについて、「金管演奏の原理とその考察」から以下の抜粋が参考になれば。 【唇は、強く張ることによって高い音が出るバイオリンの弦に比較出来るという説がある。(中略)金管楽器の高音は、決してバイオリンの弦が高音を出すような機能で出るのではない。(中略)唇は一本の弦のように振動するの
2月26日読了時間: 1分


耐久力や音域拡大に直結する舌の訓練
“金管演奏にもし秘密があるとしたらそれは舌である”という有名な言葉がある。タンギングはもちろん、高音域を演奏するにも舌が関連しているので、舌を柔軟に、軽快に、速く動くようにしておけば演奏も楽になって行く。 その訓練として、ゴードン著の“Tongue Level Exercise ”p8のEx.1を使って行う練習があるが、先達の偉大な教則本同様に説明が不十分なため、ここで訓練方法を紹介してみたい。 先ず自分の可能な限り速いテンポにメトロノームをセットしてシングルタンギングでそれぞれを何度も繰り返し練習する。この時、ページの余白にはそのテンポを記しておく。 このテンポで簡単に演奏出来るようになったらメトロノームをもう一目盛り速くする。余白にはこのテンポを記しておき、簡単だと感じるようになるまでしばらく練習を続ける。簡単に演奏出来るようになったらメトロノームをもう一目盛り速くして、余白にテンポを記し同じ方法で練習を続けて行く。 テンポを余白に記すことで自分の成長が見えてくるのがポイント。 ちなみに著者のゴードンは四分音符=140まで到達するのに3年かか
2月26日読了時間: 2分


高音域における舌のチャンネルの作り方
金管演奏において、音程を司る舌のチャンネルはピアノの鍵盤のように均一ではなく、高音域になればなるほどその鍵盤は狭くなって行く。 そのタングチャンネルを育てるコツと顎をリラックスさせるエクササイズを紹介しています。
2月26日読了時間: 1分
めざせ!響き渡るダブルハイC
理想的なハイノートを手に入れるために、やるべき事とやってはいけない事について語りました。 ぜひご視聴ください。
1月27日読了時間: 1分


ハイノートが出ないのは高音域に問題があるのではない!
昨年末から楽譜、書籍等の整理をしています。大分整理ができて来たのですが、その中にハイノートにポイントを絞った“ハイノートセミナー”なるフライヤーを見つけました。それは“ハイノートに焦点を当てて問題点を炙り出す”というドラスティックなもので、10年ほど続きました。 ハイノートは一日にしてならずですが、自分はクラークやゴードンが言っていたように『ハイノートは正しいアプローチをすれば誰でも出る!』という理念を持って臨んでいたので、中にはコツを掴んでセミナー中にダブルハイCが出てしまった人が何人かいましたし、「いつもは出ない音が出ちゃったよ!」と、小声でボソッと聞こえて来たりでした。 “なぜハイノートに的を絞ったか” ハイノートが出ない人達は高音域に問題を抱えているのではなく、中低音に問題を抱えているため、ハイノートにアプローチして行く過程でそれが炙り出されるからだと言えます。その意味でも大変意義のあるセミナーだったと自負しています。 抱えている問題が分かると、今は「何をやるべきか」「どんな教則本を使えばいいのか」「どのように練習して行けば良いのか」など
1月16日読了時間: 2分


高音用のマウスピースなどはない⁈
以下は「金管演奏の原理とその考察」からの一節です。 ちょっと長いですが、大変興味深いことが書かれていますので是非読んでみてください。 ------------ ある有名なプレイヤーがアドバイスしてもらいに、私のところにやって来たことがあった。 『始める前に、私のマウスピースを見て下さい』と彼は言ってマウスピースが一杯詰まった葉巻ケースを出して来た。ひとつずつ取り出しながら、彼は説明した。『これはアーバンのオリジナルです。これはメイナード・ファーガソン、これはワルター・スミスのです。これはジュールス・レビーのです。これがリベラーティーの、これはルイ・アームストロングの。これはデル・スタイガーの、これはバニー・ベリガンのです』というような具合に❗️ 私は彼に言った。「結構、じゃ問題ないじゃないですか。どれと同じように吹きたいのですか」彼は答えた、『そうですね、メイナードのような高音が吹きたいのです』そこで私はこう言った、「結構、そこに彼のマウスピースがあるじゃないですか。あなたの楽器にそれをつけて高音を出して下さい」『やってみたけど、私は吹けないんで
1月15日読了時間: 2分


シラブル
本日、YouTubeから送られてきた月間レポートによると、昨年12月に一番視聴されたのは【金管演奏における簡単シラブルチェック】だそうです。 もし、その音をしっかり当てて吹いているのに、響きのない不鮮明なサウンドとなってしまうとしたら、それはシラブルが正しくないことに起因します。 適正なシラブルを活用出来るようになると、全音域に渡ってサウンドも良くなり、演奏も楽になって来るなどギフトがいっぱい‼️ 本編も併せて是非ご視聴ください。
1月12日読了時間: 1分


反復練習の大切さ
たった2つの音を使った簡単なフレキシビリティーなのに、これを“何度も何度も何度も繰り返し、何百回も練習しなさい”と注意書きがある。 「技術が習慣として身に付くには反復練習が必要。そうして身に付いたものは決して裏切らない」と言う言葉を聞くが、音楽を問わずいろいろな分野で一流の人達が持っているこの共通の“感覚”......確かに存在する!
1月11日読了時間: 1分


マウスピースは1本に絞る!
取っ替え引っ替えしていると唇、舌、ウインド(息)コントロールが混乱してしまい迷路に陥る。一度混乱してしまうと元に戻るのに思いのほか時間がかかる。ちょっと試し吹きをしただけでもすべてが混乱してしまうから厄介だ。 私は師から「そのマウスピースは捨てろ!余分な物は穴を掘って埋めてしまえ!」と言われたが、そんなことをしなくても中古マウスピース買取強化セールを行っている楽器店が結構あるようだ。 さぁ、今すぐにでも連絡してみよう!
1月11日読了時間: 1分


演奏中のブレス
演奏中のブレスのタイミングはとても重要。 以前の自分は吐き切ってからブレスするタイプだったので、ブレスの度に余分なエネルギーが必要で、緊張も高まり耐久力にも悪影響があった。 それを察したゴードンから『演奏中の息継ぎは息が完全になくなった時点ではなく、半分くらいになったタイミングでブレスするのが望ましい』とアドバイスされてから随分演奏が楽になった。 CG Brass Campでのコンサートより
1月11日読了時間: 1分
楽器が抜けて来る?
もし、以前より楽器が「抜けて来た」「鳴ってきた」という感覚があったら、それはあなたが〇〇して来た!ということ。 Vol.52【楽器が抜けて来る現象?】
1月7日読了時間: 1分


音域拡大お正月ver.
あけましておめでとうございます 新年は宮城道雄さんの「春の海」を音域拡大訓練にしてみました。 是非トライしてみてください。 2026年も吹いて、吹いて、吹いて、吹きまくりましょう!
1月2日読了時間: 1分


エアーが仕事をする
クラークの呼吸訓練を続けた結果、得たものとは?
2025年12月26日読了時間: 1分


心の支えになったMF
ゴードンに師事した時に、説明を受けて納得してマウスピースと楽器を変えたのだが、それまで使っていたものとあまりの違いに慣れるまで結構な時間を要した。 その間、マウスピースはBenge CG10(ディープVカップ、20ドリル、オープンバックボア)とラージボアのトランペット(Benge CGモデル,468ボア)で果たしてハイノート音域を克服出来るのか? 常に半信半疑だったし、LAのスタジオプレーヤー達に見せたら「そんなチューバマウスピースみたいなものなんかやめちまえ!」と言われる始末。 そんな時、心の支えになったのは同タイプのマウスピース(ジェットトーンMFモデル19ドリル)とトランペット(Holton ST302、468ボア)を使うメイナード・ファーガソンだった。 くじけそうになった心を何回助けられたことか。勝手に感謝し続けている。
2025年12月21日読了時間: 1分


ケトルサウンド
ハイノート音域は唇を可能な限り緩めて吹くことがポイント。もちろんタングポジションによる口内の圧の上昇と、それによる適正なエアースピードは必須。 逆に唇を締めてアンブシュアを硬くすればするほど振動しにくくなり、窮屈な"ケトルサウンド"となってしまう。
2025年12月19日読了時間: 1分


プラクティスミュート
プラクティスミュートの使用について質問があったので語ってみました。
2025年12月19日読了時間: 1分


リードラッパの視点から
リードラッパの視点からGordon Goodwinの譜面を検証してみると、ハイG以上が普通に出てくる譜面が多い。時にはダブルハイDが出てくるものもあり、一瞬うわっと思うが、音符だけ羅列してアレンジするのではなく、ポジティブ/ネガティブなことを含めた金管楽器の特徴を十分理解してくれていることが伺える。演奏してみるとよく分かるが、適度で必要な休みを入れた無理のないアレンジなので、こちらは疲弊することなく最後まで演奏が可能となる。 ロングビーチで開催されたIAJEでは、Bob Florence Limited EditionとBig Phat Band両バンドでリードTp担当という離れ業をやってのけたWayne Bergeronに演奏終了後「リードラッパにとってどちらが難しい?」と突撃インタビュー(笑)したら面白い答えが返ってきた。「Bob Florenceは難しいがグッドウィンの方がより難しい!」自分は逆だと思っていたので、この答えは意外だった。Bob Florenceは大好きなアレンジャーだが、曲中に休みがあまりなくピアノのバッキングみたいなことも
2025年12月17日読了時間: 2分


RIP.Gordon Goodwin
Gordon Goodwinが亡くなって数日経つが、自分にとって喪失感が半端でない。 彼の楽曲は自身のビッグバンドS18はもちろん、指導していた中高生ビッグバンド"Groovy Encounter"でも多数演奏して来た。演奏や指導を通して感じることは、グッドウィンの譜面は難易度に反比例して演奏し易く音楽を楽しむことが出来る。これはグッドウィンのアレンジ能力がいかに素晴らしいかによるところが大きく、一般に言われる『本当に優秀な人達は難しいことをシンプルに説明することが出来る』に通じるものがあると感じている。 前出のGroovyの子供達もグッドウィンの楽曲が大好きだった。そのメンバーのほとんどが学校では吹奏楽部に所属していたので、定演で“Mama Llama Samba”をやってみよう!という話になった。問題は吹奏楽アレンジにすることだったが、その時日本ツアー中のウェインに相談してみたところ、彼は「大丈夫、大丈夫!ゴードンには話しておくよ!」とこちらがびっくりするほど話は簡単だった。ビッグバンド譜を吹奏楽にアレンジする作業は手間がかかったが、その甲斐
2025年12月16日読了時間: 3分


ハイノートが出ないことを思い悩むことはない
『ハイノートは適切な練習をしていけば必ず手に入る。だからハイノートが出ないことを思い悩むことはない』 これはゴードンから最初に言われた言葉だった。当時ハイノートコンプレックスの塊だった自分にとっては、にわか信じられない言葉だったが、練習を重ねて行くうちに段々結果が出るようになって行った。 ハイノート克服の適切な練習とは、目新しいアプローチではなく伝統的なアプローチによる訓練のこと。それをきちんと理解して練習に取り入れて行くことによってハイノートが手に入る。 決して焦らず、短気を起こさず、“3 strikes out‼️”(限界音トライは3回まで)ルールを忘れずに。
2025年11月21日読了時間: 1分
bottom of page