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演奏時、口の端から息が漏れる
演奏時、もし口の端から息が漏れているとしたら、『ベルの先から出ている音』に問題がなければ放っておく。 実は過去の偉大な奏者の中にもこのような問題を持った人達がいた。そのうちの一人はあの偉大なConrad Gozzoだが、演奏に全く支障をきたしていなかった。 しかし、もし息漏れが原因で音質に影響を与えているとしたら、今よりも少し軽く吹くことを習慣にする。結果、アンブシュアが調整されて馴染んで来るので息漏れはなくなる。 それでも解決しなければ、もう一つの効果的な練習として、クラーク“Technical Studies”の1番の各フレーズをひと息で4回リピートする。軽く吹くことを念頭におくが、音を外したり、エアーしか出ない状態ではなく、一音一音がきちんと音で聞こえてくる音量を心掛ける。音を外し始めたり、ミドルCに到達したらそこで 止めること。 参考資料:賢いトランペットプレーヤーの渡世術
11月3日読了時間: 1分


シラブルの大切さ
私はゴードンから金管楽器を演奏する際のシラブルの大切さを徹底的に教わりました。彼の言葉は! 【上達までとても時間がかかるから、つべこべと能書きをたれずに習慣として身に付くまで練習する、理論が耳から垂れるほど頭に詰まっていても、それが機能しなければ生ゴミと一緒だぞ!】...
10月2日読了時間: 1分


良いサイドプレーヤーとして引っ張りだこになる秘訣
リードtpがスタイル、ピッチ、ダイナミクスを決定する。 この時自分がどのように考えようがリードに従う。リードの音量を超えることのない音量で吹き、彼(彼女)をサポートする。 リードtpの高音の入り方が難しい箇所ではリードが瞬間遅れてしまうことがあるが、まずリードに音を当てさせ...
7月26日読了時間: 1分


高音域で喉が締まる?
高音域で喉が開く、締まるは舌の仕業!
7月3日読了時間: 1分


ダブルタンギングのシラブルは?
ダブルタンギングはトゥクトゥク?? ゴードンの生徒でダブルタンギングをトゥクトゥクと発音する人は誰もいなかった。 みんなタカタカ、またはティキティキだった。
6月24日読了時間: 1分


初心者または初心者レベルの奏者へのアプローチ
全くの初心者、または初心者レベルの人への指導はとても大事。まず、唇を舐めたりマウスピースのリムをちょっと舐めるなどして唇をほんの少し湿らせるようアドバイスする。次にマウスピースは振動しやすい上唇を妨げないような位置にセットするよう導いてあげる。セットする位置は唇の真ん中が望...
4月20日読了時間: 2分


サウンドを合わせるには?
「サウンドを合わせるにはどうしたら良いか」聞かれることがあるが、サウンドにはいろいろな種類や個々の好みがあるので合わないと思っていた方が良く、サウンドを合わせることに重きをおくと“迷路”にはまってしまうこともある。 初心者と経験者ではテクニックや演奏パワーが違うし当然サウン...
4月20日読了時間: 2分


チューニングスライド
チューニングスライドを長めに抜いて自由度が増し演奏が楽になったと感じた方には、“口内の容積”をコントロールする訓練に入ることを強く勧めたい。
3月22日読了時間: 2分


バテない金管13 チューニングスライド編
日本とアメリカの奏者のチューニングスライドを比べてみると、日本の奏者は全体的にチューニングスライドをあまり抜いていない傾向にあると感じる。抜かないセッティングだと、吹奏感が窮屈に感じて楽器が詰まった感じがする場合がある。チューニングスライドを適正なところまで抜くと“上の響き...
3月21日読了時間: 2分


マウスピース選びの都市伝説⁉︎
マウスピース選びについて語ってみました。
3月15日読了時間: 1分


バテない金管12
少ないパワーで大きく良く響く音が耐久力に繋がる。 音を良く響かせようとして口内の容積を大きくしてしまうと、かえって響かなくなるだけでなくエアーもロスしてしまう。 大半の楽器は本来響くように出来ているため適正量の息で十分響いてくれる。...
3月15日読了時間: 1分


バテない金管 11
高音が続くとバテるという意見が圧倒的に多い。 それは高音域(High C /コンサートBb以上)になった時も中低音域を吹く時の舌の位置で吹いているため、エアーをロスしていることに起因することが多い。車を運転する人には分かると思うが、高速道路に入ってもローギアのまま疾走しよう...
3月11日読了時間: 1分


H.L.クラークの名言
練習のし過ぎは練習のしなさ過ぎより悪くなる場合が案外多い。 クラークの名言「スプーン一杯の良薬もコップ一杯飲むと劇薬となる!」がまさにこれを言い当てている。
3月8日読了時間: 1分


クワッドプラクティスの勧め
練習において一つのものに特化するのはNG。 そこで、金管上達に必要な4つの要素を組み合わせたクワッドプラクティスがおすすめ。 その4つとは、フレキシビリティー、タンギング、曲、音域拡大です。
2024年11月13日読了時間: 1分
マウスピースは唇中央にセットすべき?
マウスピースは唇の中央にセットしないといけないと思っているかも知れないが、案外そうではない。 中央からずれていても上手く演奏出来ていれば、無理に直す必要はない。 デモはClaude Gordon 出典:The Seven Natural Elements of Brass...
2024年9月15日読了時間: 1分
音域拡大のヒント
飛行機を上昇させたい時は昇降舵を上げてエンジン出力を上げるように、金管楽器にも同じ原理が当てはまる。昇降舵の役割は舌。より高い音を出したい時は舌を上げて出力(息)をより加えれば高い音が出る。 これで明日にでも高音が出るわけでは無いが、音域拡大のヒントになれば。
2024年8月18日読了時間: 1分


ハイノートは舌がその位置をキャッチしたら出る!
それには舌が良い形のシラブルを形成するための訓練が不可欠。 現代では目的が希薄になってしまっているが、舌の開発や訓練のために書かれたと言われているアーバンやクラークなどを活用しよう。 ごく稀に訓練せずにその形になる奏者達がいるにはいるが、一般的には訓練を続けて行くことで手に入る。
2024年8月7日読了時間: 1分


百聞は一見にしかず
先日は高校では初試みとなった福田医師と共同制作した舌のX線透視動画を組み入れた金管セミナーでした。 受講生の驚きはまさに“百聞は一見にしかず” 以前からクラークが唱えた舌の説明に難儀していたのですが、ファクトを伴った動画はどんな“説明にも勝る”と実感出来た瞬間でした。
2024年7月31日読了時間: 1分


バテない金管
古の偉大な金管奏者達は果てしない耐久力を持っていたと言う。 バテないためには練習量を増やすのが条件の1つではあるが、行き過ぎた長時間の練習で壊してしまうのではなくコツを掴むことが大事。 初めて自転車に乗れた、サーフボード上で立てた! それらがまさにコツを掴んだ瞬間。
2024年7月31日読了時間: 1分


最終音にグリッサンドを加えると
フレキシビリティーの最終音にグリッサンドを加えると素晴らしいパワールーティーンとなる。 例えばIronの最終音を1回グリッサンドする。 その後グリッサンドは4回迄進み、オープンではダブルハイCまで到達する。 キツい訓練だがエアーパワーをコントロールする力と耐久力が養える。
2024年7月29日読了時間: 1分
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