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アーバンを音域拡大に?

  • 執筆者の写真: Masashi Sugiyama
    Masashi Sugiyama
  • 9月30日
  • 読了時間: 1分

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19C後半~20C前半に活躍したコルネットの巨匠達が アーバンを活用していたことは、クラークの教本にそれについて触れられていることから容易に想像が付く。

しかし、アーバン教本の音域と彼らが演奏していた音域があまりにもかけ離れているので、彼らが高音域をいとも簡単に演奏し得たのか、ずっと疑問だった。と言うのもアーバンには高音域のアプローチが全くないからだ。


米国に行ってもその疑問は解決されなかったが、1980年に処方されたゴードンのレッスンシートにはアーバンを音域拡大として使用するよう指示があった。それは「Low F#からHigh Cまでの半音階スケールを一年かけてLow F#からHigh G まで拡大(写真参照)して行くものだった。

ゴードンが「私の教えはすべてクラークから受け継いだもの」と言っていたが、やっと疑問が解けた。

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​Brass Educator

© 2020  Masashi Sugiyama

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