ハイノートに関する様々な定義
- Masashi Sugiyama
- 7月27日
- 読了時間: 1分
ハイノートセミナーなどで参加者にハイノートに関する様々な定義があることに驚く
その定義によって『高音演奏は難しい』と自らハードルを上げてしまっているようにも感じる。ハイノートは結果であって、そこに導かれる“訓練過程”が重要!
Cornetの名手Ernest Williams がCharles Collin社から出版した著書の中で高音について語っている非常に興味深い一節がある。以下
『私達の訓練が自然の法則に沿えば、CorやTpで高音を演奏するのは難しいことではない!
一般的には高音域を演奏することは中音域を演奏するよりも難しいと信じられているが、これは全く“真実”ではない。もし演奏者が適切に訓練され正しい奏法を習得していれば、ある音が他のある音より演奏するのが難しいということはほとんどないのである。力強く演奏しなければならない非常に高い音域では、さらなる努力が必要であるが、決して不自然に聞こえるべきではない。そこに緊張や(筋肉が不自然に働いて)顔のゆがみ等の兆候があってはならない』 ここまで。
文中の“さらなる努力”とは私の場合はハイG(コンサートF)からだと思っている。ハイGまでは同じ感覚で上がって行けるが、ハイGから上は何かが変わるのでなくハイGまでの出し方で、フルスロットルの状態となり変な緊張はない。




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